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デニズリ 〜ホームテキスタイル発祥の地〜(前半)
(2013年5月17日)

この5月9日から12日まで4日間デニズリを訪問、13日から16日まで イスタンブールを訪問。ホームテキスタイル、インテリアファブリック、ホームファッションの商社、GMS、エージェント、小売店、更にメデイアを加えた10数名のミッションと共に8泊を過ごした。弊社は日本の関係企業の募集呼びかけと現地受け入れとなるデニズリ輸出企業協会、ウルダー輸出企業協会、そして日本の窓口となるトルコ大使館との調整と取り纏めを行い、現地でのコーディネート、両国間のビジネス構築支援を担当。ミッションの最大の目的は、トルコ企業と日本企業とのB2B商談会、日本・トルコ双方の当該分野における相互理解の増進と今後のビジネスの道筋づくりにある。

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この号ではデニズリについてお伝えしたい。 これを読まれている皆さんの中で、一体どれくらい「デニズリ」をご存知だろうか?あるいは耳にされたことがあるだろうか?皆無に等しいかもしれない。ただ、昨今のトルコへの旅行人気から、世界遺産でもあるパムッカレはご存知かもしれない。パムッカレとはトルコ語で「綿の宮殿」という意味で、昔から良質の綿花の一大産地であることによる。実際、デニズリへは2名を除いて全員が初めての訪問であった。

 

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デニズリはトルコの南東に位置し、都市部の人口は55万人で同地域周辺を含めると100万人近い。トルコの全81都市の中でも社会経済発展においては第9番目。4000年以上に渡ってテキスタイルの生産地として知られ、諸外国の多くの宮殿がデニズリ産のテキスタイルで飾られ、王様王妃の衣装もデニズリ産が重用されてきた歴史がある。

現在、タオル、バスローブ、ベッドシーツ等の生産は世界的に有名。世界のコットンタオルの輸出額の8%を占め、コットンのバスローブは世界輸出額全体の15%を占めるに至っている。2012年時点で、デニズリの輸出先は150カ国以上に及び、一方、世界遺産のパムッカレ観光の拠点となる街で、観光資源も豊かで旅行者に人気が高い。

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今回の受け入れ先となったデニズリ輸出企業協会についても触れておきたい。 1993年に今の前身であるデニズリ地域繊維輸出企業協会が創設され、107社が加盟、その後、繊維・衣料品・ホームテキスタイルをはじめ他の産業分野の急速な成長に応じて、2010年には同協会の名称もデニズリ輸出企業協会と変更。現在、18名の職員、950社の会員企業がトルコ経済省およびトルコ輸出企業協会と共に一体となってその任務を遂行している。

デニズリからはすでにタオル、バスローブ、その他ホームテキスタイル製品が日本に輸入され品質への評価は高い。日本のGMSで今治のタオルのお隣辺りに、トルコ産のタオルが販売されているのを見かける。徐々にではあるが着実に日本市場に浸透しつつある。

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トルコのホームテキスタイル業界は、常に変化する国内および海外のニーズを満たすために、国際的な技術開発を怠ることなく機械類の充実した補充・刷新に余念なく取り組んでいることをアピール。確固たる技術インフラを持ちカーテン、タオル、あらゆるホームファッション製品を作ることがトルコのホームテキスタイル業界にとっても重要な強みになると訴える。

第19回イスタンブール・ホームテキスタイル展(後半)へ



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