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第19回イスタンブール・ホームテキスタイル展(通称EVTEKS)(後半)
(2013年5月20日)

デニズリの後、イスタンブールへ移動した。イスタンブールでの実活動はB2B商談会と展示会訪問の二日間であった。前後で市内観光や市内視察ができる時間があり、参加者は各自の目的に応じて自由時間を過ごした。トプカプ宮殿を訪ねトルコのホームテキスタイルやインテリア製品のベースデザインとなった歴史建造物を見てみたいなど、やはり仕事と絡んだ動きをとるところなどは日本人らしくも熱心であった。

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第19回イスタンブール・ホームテキスタイル展(通称EVTEKS)が、5月15日〜19日の5日間、イスタンブールの空港に程近いCNR展示場で開催された。弊社はトルコ政府主催のB2B商談会をはじめ関連プログラムに関する日本企業の参加募集、トルコ政府・大使館との調整、現地コーディネート・両国間のビジネス構築支援を担当。4日間を日本の皆さんと現地で過ごした。プレスを含む10数名が参加。もちろん、われわれ以外にも単独参加をしている日本企業の人たちも何人かみかけた。

年を追うごとにこのホームテキスタイル展の開催規模は大きくなり、少し前まではトルコ企業が出展の大半を占めていたが、今年は海外企業が24%を占め、全体で1000社2000ブランドの出展規模となった。5日間の来場者は12万人、そのうち海外から50カ国4万人が来場、5/16-18の三日間は、セミナーが平行して開催された。

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「トルコのホームテキスタイル製品を世界中の家庭に」という意気込みが今のトルコである。2011年のホームテキスタイル業界の輸出実績は166カ国・20億ドル(約2000億円)。10年後の2023の目標として100億ドル(約1兆円)を掲げ、それに向けトルコは威風堂々と歩み始めている感がある。中国、パキスタン、インドに次ぐ世界第4位のホームテキスタイルの輸出額を誇り、ドイツ、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、米国を輸出額においては押さえている。ITKIB(イスタンブール・アパレル・テキスタイル輸出企業協会)のIsmail Gulle会長によると、「中国やパキスタンがこの順位リストに顔を出しているのは値段の安さであって、ドイツやベルギーは値段の競争ではなくて、その品質とデザインが際立っているから」と語る。さらにトルコのポジションとしては「この二つのグループの特色を併せもっているのが今のトルコ。品質とデザインに優れ、世界市場へ競争力のある価格で提供できます。」とトルコの強みを強調。

トルコにとって最大の輸出先がドイツ、次いでロシアである。他に、ホームテキスタイルにおいて大幅に輸出を伸ばしているのが、2012年第1四半期の開示データでみると、リビア584%、サウジアラビア153%、エストニア162%、チュニジア332%、ヨルダン409%、アンマン6,725%となっている。クロアチアとセルビアもテキスタイル全般とホームテキスタイル分野の両方においてトルコにとって魅力ある国であり、ブラジルやコロンビア等の南米も可能性の大きい市場と目されている。

トルコのホームテキスタイル業界は、常に変化する国内および海外のニーズを満たすために、国際的な技術開発を怠ることなく機械類の充実した補充・刷新に余念なく取り組んでいることをアピール。確固たる技術インフラを持ちカーテン、タオル、あらゆるホームファッション製品を作ることがトルコのホームテキスタイル業界にとっても重要な強みになると訴える。

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