ハラルフードについて
(2010年10月30日)
ブルネイ政府主催のハラルフードに関するセミナーに参加しました。
世界にイスラム教徒が13億人いるといわれています。つまり、地球全体65億人の中で20%がイスラム教徒という計算になります。年々増え続けているようです。ハラルとはイスラム教の律法にのっとった食べ物を指し、ハラルとは「許された」「合法の」を意味します。野菜、穀類、ミルク、魚のほかに、イスラム教の作法に従って処理された牛肉や鶏肉などが該当します。10年も前になりますが、日本企業がインドネシアでうまみ調味料を製造する際、豚の酵素を使ったことが問題になりました。ハラルフードを提供する店舗や加工食品にはハラルマークが表示され、その認証が大事になってきます。
つまり、日本企業にとってイスラム教徒に向けたビジネスを大きく後押しをする「ハラル認証」は極めて重要です。ハラル認証は、日本がイスラム圏に食品などを輸出する際に輸入国側から求められる認証となるからです。ハラル認証によって、イスラム教徒は食物のみならず化粧品や医薬品なども安心して利用できるのです。
ブルネイは三重県ほどの小さな国土です。人口は僅か40万人で、言語はマレー、英語、中国語です。法システムは、British Common Law。石油と天然ガスに恵まれ、国民の殆どは敬虔なイスラム教徒です。そこでブルネイは、自国の経済の多角化の中で、ブルネイ・ハラル・ブランドを世界のベンチマークにすべく取り組んでいるところです。ハラルといえば、世界のハラル・ハブとして躍進しているマレーシアのハラル認証機関(ハラル産業開発公社)がつとに有名ですが、ブルネイは国際的に認知され、厳格なハラル実施で知られ、将来が期待されています。
ハラル市場の貿易推定額は、年5,000億米ドルで今後数年のうちに倍の1兆米ドルに達するといわれています。大きなビジネスチャンスが横たわっています。
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